2018.02.24

【農家さんにインタビュー】大好きな景色は守りたい場所に。若手農家の挑戦ー田畑 勇太さん

高知大学在学中に先生に連れてこられた大豊町の山の開放的な景色に衝撃を受け、卒業後に移住という道を選んだ田畑さん。現在は大豊町の怒田(ぬた)という集落で貴重な若手農家の一人として活躍されています

農業以外にもNPO法人を立ち上げたりと、今後の活躍が楽しみな田畑勇太さんにお話を伺ってみました。

大好きな景色に囲まれて

移住者で若手農家の一人である田畑さんは、現在、NO LIFE ”農園”という農園を経営しており、ご家族と共に農業を生業として暮らしています。農業だけではなく、”ぬた守る会”というNPO法人を立ち上げて、ご自身が住まわれている怒田集落を元気にする活動もしています。

 

作業で疲れていて一息つこうとパッと顔を上げた時に広がる景色がいいってなると、狭いところにいるよりもやっぱり心に、、ね。

そう語る田畑さんからは、怒田の素晴らしい棚田の景色や、大きく広がる空が本当に好きなんだということが伝わってきます。

集落の一員として、この地域を守るために

田畑さんは2017年2月に【NPO法人ぬた守る会】を設立しました。

ここの平均年齢が75歳くらいで子供がいない状況を考えたら、20年後がヤバイ!と思ったんですよ。自分が暮らしていくんだって決めたこの集落がなくなるくらいだったら、早めに動いていかないと。だからこの地域を守るためならなんでもやるって感じです。」

”ぬた”とは、田畑さんたちで暮らす集落の名称。学生時代に惚れ込んだことでやってきたこの場所は、今は集落の一員として守り続けていきたい大切な場所へと変わりました。

移住者と地域の人のコミュニケーションツールは ”農業”

移住者の先輩に聞いた、地域の人と良好な人間関係を築くコツはズバリとりあえず農業をやること!

 

田畑さんもここで暮らしていくことを先に決めて、その手段として農業を始めたそうです。

「ちなみに移住者が農業をやるっていうことは、地域の人から好意的に受け入れられる場合が多いです。ずうっと土を作っていかなきゃいけないから、長年積み上げていく作業であるぶん定着率が上がりますよね。共通のトピックがあるから話題も尽きないしコミュニケーション面でも役立っています。」

 

社会経済学部出身だけあって、常に”環境”に視点を置いたワークライフバランスを送っている田畑さん。大学時代に出会った奥様との間に、先日お子さんが産まれました。

存続の危機さえあるような限界集落に暮らす家族と新しい命は、景色に惹かれてやってきたこの土地に根ざし、新たな景色を作り続けていくのでしょう。



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